【 楽しみ方の一つ 】

Takuya Miyahara

こんばんは Giotto 宮原です。

今日の一枚。

BRUNOのida。

春夏のジャケットスタイルは“清涼感を大切に” 今日はそんなテーマの一枚。

日頃の装いにテーマを持ってコーディネート組んでみるのも、楽しみ方の一つですね。

それでは本日のご紹介はこちら。

tangent (タンジェント )

タンジェントってブランドをご存知でしょうか?!知らない方もいると思いますので、ご紹介します。

直角三角形の高さ÷底辺で求められ、それぞれが相関関係にあり、辺の比や内角を導き出す三角関数の一つ。Tangentの値が決まると、直角を挟む辺の比率がおのずと決まってきます。パンツやシャツ、ジャケットや靴など、トラディショナルな着こなしの方程式は、現在多様に変化を遂げており、どのようなコーディネートが良いのか正解がないとも言えます。  「Tangent」はtan45°=1:1と一つの答えが導き出されるようにコーディネートに加えることで、自由だからこそ難しい現代の着こなしの方程式への「解」となることを願って作られたブランドです。

本来、様式や枠組みから逸脱することのできない「制服」であり、必要な機能性を除き、平面的で直線的な作りで簡素化を追求した「ミリタリーパンツ」にフォーカスし、簡素とは真逆である、テイラーリングの手法や要素を組み込み、生地やパターン、縫製、細かな資材などにこだわりぬいたコレクションは見た目、履き姿ともに綺麗で美しく、品があり、カジュアルアイテムでありながら、ドレスアップを可能にしてくれる仕上がりに。

パンツ専業ブランドはよくありますが、ミリタリーパンツの専門ブランドはなかなかありません。それも、テーラーの手法で仕立てたミリタリーパンツ=大人のためのミリタリーパンツ。ドレス好きな方にはとても魅力的なパンツブランドだと思います。(個人的にはかなりツボ)だからと言ってカジュアルな合わせが出来ないのではなく、カジュアルなコーディネートを組んでもどこか、大人な雰囲気に仕上げてくれるパンツだからいいんですよね。

こちらの、モデル名CHARLES(シャルル)は、フランス軍50’sのオーバーパンツがベース。インナーのポケットにアクセスするスラッシュポケットのデザインをいかしたウエストのダブルポケットや、取り外し可能なサイドアジャスターベルトが特徴的。フロントは1プリーツで、ジャケット合わせの相性も考慮し、絞り用の裾のドローコードは排除され(本来のモデルにはある)すっきりした足元に。テイラードパンツで使用されるプリーツ入りのマーベルトと芯地を使用し吸いつくような腰回りの着心地を実現。膝から裾にかけてきれいにゆるやかにテイパードしており、フィッティングはややゆったり目のレギュラーフィット。遊びのきいたディテールの多いオリジナリティある一本。生地は縦横共に20/2の強撚糸を使用したツイル生地を使用。強撚糸特有のシャリ味のあるドライタッチな風合いと、シワ防止加工(リンクルマジック)を施し綿100%でもシワになりにくい特徴も備えています。綿100%にしてはウールのような、しなやかなドレープのある生地が特徴的です。

Tangent(タンジェント)CHARLES /シャルル TAN04° ハードツイストツイル

カラーは、オフホワイトと、ミリタリーグリーンの2色。少量の入荷ですので、気になる方は是非!!

それではまた明日、お待ちしてます。

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Takuya Miyahara / Store manager・Buyer

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